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第10回メドック格付け61シャトー水平テイスティング [メドック格付け61シャトー水平テイスティング]

2011年2月26日(土)
時間 19時半開始
参加人数6名

1999ヴィンテージ2級の第2回目です。
スーパーセカンドと呼ばれるコス・デストゥルネルやピション・ロングヴィル・コンテスト・ド・ラランドが登場。
いよいよ佳境に入ってきました。ワクワク❤
【ワインリスト】
1.フランチャコルタ ナトゥーレ NV / エンリコ・ガッティ
2.Ch.ブラーヌ・カントナック(Margaux)
3.Ch.ピション・ロングヴィル・コンテスト・ド・ラランド(Pauillac)
4.Ch.ピション・ロングヴィル・バロン(Pauillac)
5.Ch.コス・デストゥルネル(St.-Estephe)
6.Ch.モンローズ(St.-Estephe)
第10回水平テイスティング a.JPG

フランチャコルタ ナトゥーレ NV / エンリコ・ガッティ(Ch100%)
第10回水平テイスティング 02.JPG 第10回水平テイスティング 03.JPG
色合いはやや薄めの黄金色。
リンゴの香り。
香料っぽい白桃。
シャルドネのキリッと引き締まった味わいは、力強く極上です。
石灰質のミネラルはあまり感じられません。

Ch.ブラーヌ・カントナック(CS65%, M30%, CF5%)[PP89]
第10回水平テイスティング 05.JPG 第10回水平テイスティング 06.JPG
ふちに熟成を感じさせる透明感。
色はガーネットピンクです。
スモモ、コケモモの香り。
少し鉄っぽいニュアンスも入ってきています。
バニラ香。あとから焦げた甘い匂い。
マルゴー村らしいきれいな酸が美味。

Ch. ピション・ロングヴィル・コンテスト・ド・ラランド(CS47%, M37%, CF9%, PV7%)[PP87]
第10回水平テイスティング 08.JPG 第10回水平テイスティング 09.JPG
ふちまでかなりピンクがかっています。
アタックに、なまっとした香り。
カシス。スーボワ。スパイス。
メルロの特徴の中でも黒っぽい要素が顕著です。
渋くはないけれど、重く沈むようなタンニン。
酸味も渋味も十分にこなれ、凝縮感は薄れはじめています。
飲み頃の下り坂(?)

Ch.ピション・ロングヴィル・バロン(CS60%, M35%, CF4%, PV1%)[PP89]
第10回水平テイスティング 11.JPG 第10回水平テイスティング 12.JPG
今回の中でいちばん薄い色合い。
But香りの濃縮感はすごい。
ブラックベリー。
バニラ。クレーム・ド・カシス。
なめし皮。
甘草。スパイス。
さながら香りの玉手箱(?)
丸みのある酸と口当たりのよいタンニンが力強く持続します。
アフターに森の湿った香り。

Ch.コス・デストゥルネル(CS60%, M38%, CF2%)[PP88]
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これも色は薄めです。
全体に均一にピンクがかっています。
香りは軽やか。
いちじくや赤いベリー。
揮発臭も少々。
コスの骨太なイメージとは異なり、とても親しみやすい。
でも、最後の尾を引くように長い余韻はさすがです。
単に軽いというのとは違うみたい。

Ch.モンローズ(CS65%, M25%, CF8%, PV2%)[PP90]
第10回水平テイスティング 17.JPG 第10回水平テイスティング 18.JPG
色は濃いめです。
アタックに、石、砂利、鉄っぽさ、ミネラル感。
カシスや黒コショウ。
複雑でエキゾチックな香りが魅惑的です。
味わいのボリューム、凝縮感ともにピカイチ。
アフターにやや渋味。
バランス抜群でスケールの大きなワインです。

※セパージュは1999年の記録がみつかった場合はそのヴィンテージのものを、それ以外は畑の作付け面積によるものです。
参考までに、パーカー・ポイントを[PP ]であらわしています。

【お料理】
チーズ入りフレリテッレの生ハム包み チャバッタ&フォカッチャ
第10回水平テイスティング b.JPG

松葉ガニ・白身魚・イカゲソのライスコロッケ 紅大根・ビタミン大根のサラダ
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イノシシのサルシッチャのタリオリーニ ペコリーニチーズ
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和牛ローストビーフ 八朔とかぶのサラダ
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お豆腐のチーズケーキを散らしたバニラアイスクリーム&ティー
第10回水平テイスティング f.JPG

①今回のラインナップでわたしがいちばん印象深かったのはモンローズ。
その次はピション・ロングヴィル・バロンでした。
2級の評判のよさは、総じてメルロ比率の高さから生じているんですね。
タンニンが肌理こまかくシルキーで、若いうちから美味しくいただけるからでしょう。
これに比べると、5級の中にはカベルネ・ソーヴィニヨン比率が高く、熟成10年超でもまだタンニンがギシつくものがありましたが、その武骨さにも別の魅力があったように思います。

②このメドック格付け水平テイスティング会での収穫は、それぞれの村の特色がつかめたことです。
造り方や品種の傾向も含めて、村ごとの個性が明らかにあります。
たとえばマルゴー村は、繊細でエレガントな酸がチャーミング。
「ブルゴーニュはワインの王様、ボルドーは女王様」という言葉がありますが(どこのどなたがおっしゃったのかは知りませんが…w)、ブルゴーニュの赤ワインは赤い果実のイメージがありますし、ボルドーのタンニンは堅固です。
わたしは前述の言葉が以前はピンとこなかったのですが、ボルドーを「女王様」というとき、きっとマルゴー村の赤ワインを指しているのではないかと思いはじめています。

③そしてサンテステフ村は、マルゴー村の次にエレガント。
マルゴーは酸がエレガントなのに対して、サンテステフはしなやかなタンニンがエレガント。
やわらかでフカフカのベルベット。
優美というか、妖艶というか…。
同じようにエレガントと表現するにしても、マルゴーよりもふっくらとした印象です。

さて、他の村の特徴はどのあたりに位置づけられるのでしょう。
次回は、2級のサンジュリアンが5本勢ぞろいするので楽しみです。

第10回水平テイスティング g.JPG
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